2013年11月3日日曜日

クローネンバーグのコズモポリス

見終わってなんじゃこりゃと思ったが、プロットを反芻するとなかなか趣がある。
劇中の会話があまりにとりとめなく、コミュニケーションが成立してない感があり、そこが退屈でもありこの作品の核心でもある。人生の破綻を予見し、生きる意味を疑い居場所を求める対話集。エリックロメールが書いたら全編哲学的な対話でうめられたのではないだろうか。
アメリカの現代美術に深夜のファミレスで孤独を表現したような作品があったのを思い出す。(調べたらエドワードホッパーでした)
ホッパー のナイトホーク



終わりのスタッフロールでなにか絵画のクローズアップが写されていて、そこが一番の見所。(ロスコっぽいけどよくわからない。) 












みどころたち

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