2014年7月28日月曜日

サブウーファーのボリュウム設定について悩む

一般的にサブウーファーの受け持ち範囲は100Hz以下だと思うが、マンガーの2.1チャンネルシステムでは200Hzまでがサブウーファーの担当になる。
ジャズやロックではベースが大きめに聞こえるように少しボリュームを上げて聞いた。
クラシックだと少々違和感があり、とりあえず0に近いところにして聞いている。
サブが主張しなくなってよいのだが、たぶんこれはやり過ぎ。もうちょっと低音出したいが、しかしサブウーファーの音が聞こえるようではまずい。
床が案外弱いようなので、台でも敷けばまた雰囲気が変わるかも。
それにしてもサブウーファーのボリュウムはほんとにちょとしか回せない。いくらなんでも使いづらいだろう。



2014年7月26日土曜日

扉をたたく人

The visitorの邦題を考えるにあたって、扉をたたくが良いか、扉を押すが良いか悩んだかどうかは知らない。扉を押す、よりは扉を開ける、ひらく、のほうがこなれているような気もする。夏の扉をあけて、という歌もあった。
で、この「扉をたたく人」という映画のあと、何かもやもやして何事か言わなければ、と立ち止まるが、何も言えない。そんなときに自分もまた主人公と同様忙しい振りをして空っぽの人生を送って来た老人なんだと、いやな自画像を突きつけられる。
法の前で愛が無力なのは、より多くの法の庇護を求めるような仕方でしか生きてこなかったから。自分の世界を巨大な収容所にして、自らをその鎖につないで安堵し、友人を助けることもできないと憤る。俺は何て無力、その叫びこそ欺瞞、それも分かっているからつらい。


2014年7月21日月曜日

アナと子育て同盟についての疑問


子育て同盟が、少子化問題への取り組みのメッセージとしてアナと雪の女王の口パクムービーを作っている。
そのこと自体の是非はまあいいいが、この歌詞を少子化問題に重ね合わせるのは、このひと達にとってOKだったのだろうか?
女性が自分自身の本性に従えば家族を作り、子を産み育てる、そういうプロセスが自然と生じる、そこに何も問題は無い。これがこの歌詞を少子化問題に読み替えたときのメッセージだ。しかしこれは「女性は産む機械」というよりさらに悪い。
産む機械と言うときには「問題は産ませない環境にある」という論理的枠組みが明瞭にあった。しかし、あなたがありのままであれば少子化問題は解決する、と主張するなら原因を女性の内面の問題に位置づけることになる。私には女性に罪の意識を植え付けて操作しようとしているようにしか見えないのですけど。