2010年7月24日土曜日

行ってきました 中里斉 展

国際版画美術館に中里斉の企画展を見て来た。
訃報に触れて、興味をもったのだが、夏休みの自由研究で見学に来ている子供が、メーリングリストで訃報を知ったとか。・・・コノコ何者?


初期のころから最近のものまでいろいろな作品があって面白い。
その中でも印象的だったのが左の写真の作品。こういうのが壁面すべてを覆っていてひとつの風景のようになっている。
じっと見ていると、3Dのように浮き上がって来て美瑛の坂道を自転車で走っているような感じがしてくる。
抽象画なのにすごく具体的だ。手触り感というのとは違う、バーチャルな感じ。

セザンヌの山の絵もサイクリングできるのがあるけれど、共通しているのはある程度大きいということか。
この作品は本来は350枚で1式だそうで、今回はその抜粋だった。すべてを並べたら壮観だろうなあ。
陶版で複製して公園を作ったらとても楽しいと思う。(徳島の大塚複製美術館のイメージね。)


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