2014年4月13日日曜日

ぼくたちのムッシュラザール


ムッシュラザールは代用教員。植民地出身で亡命者。テロで殺された妻の意志を継ぐように身分を偽って小学校の先生をしている。
前の担任は教室で首つり。だからこの映画は首つり映画に分類される。(同カテゴリーにはロバートアルトマンの『ジンジャーブレットマン』がある。)
この映画の最大の特長は悲劇はあっても悪意は無いというところだろう。ハッピーエンドではないけれど、お互いがそれぞれの人生を受け入れ、認め合って生きていくという覚悟性が、寒い冬の突き抜けた青空のような爽やかさをもたらす。

2014年4月12日土曜日

iBOOK始めました

遅まきながらOSをマーベリックにアップデート。するとiBOOKというソフトウエアがインストールされており、罠と知りつつ入ってみた。
マンガやハウツーがほとんどで興味無し!のはずだったが、転居先が田舎で本屋もなく、本日発売のシドニアの騎士をワンクリックした。
データだと少し安いが、冊子を買って翌日古本屋に売れば更に安い。経済的にはマイナスだがすぐ読める利便性とバーターした。
パソコンの画面でマンガを読むと、解像度のせいか絵そのものは大きいのに読みづらい。さらにコッミック版よりでかいので、作画のアラが気になる。もっと書き込んで欲しいなあ。
もっともこのマンガ、そもそもメカや宇宙生物の造型が複雑で何を描いているのかよく分からないのではあるが。
iBOOKの感想
クレジット情報の登録のさせ方はスマートで食虫植物的な快楽がある。しかしなぜか閲覧端末を5台登録できるうちの2台分を購入時に設定されてしまったのは謎。解除できるの?